
ハリガイ工業は、高度な成形技術と品質管理で、加工から検査まで一貫して対応している会社です。本記事では、ハリガイ工業の特徴や、ゴム成形の事例、会社情報等を紹介します。
ハリガイ工業は、顧客にとっての“モノづくりのベストパートナー”を目指し、加工から組立・検査までを一貫して対応できる製造体制を確立しています。中でもゴム成形分野では、自社が保有する高度な設備と技術力を活かし、高精度かつ安定した成形を実現。複雑な形状や素材特性にも柔軟に対応し、多様なニーズに応えています。
シリコンゴムを中心に、さまざまなゴム材料の成形に対応しています。たとえば真空プレス機を用いた加硫成形では、気密性や耐熱性が求められるシール部品の製造が可能です。またゴムと金属の加硫接着製品も手がけ、少量の試作から量産まで柔軟に対応しています。
100トンの通常プレス機をはじめ、200~350トンの真空プレス機、混練ロール機、電気炉などの設備を保有しています。高い品質管理を実現できるように、3次元測定器や引張試験機、実体顕微鏡などの検査装置を自社で保有している点も特徴です。
ハリガイ工業は、独自技術を用いてCFR(カーボンファイバーラバー)を開発しました(※)。CFRは特許を取得済みで、炭素繊維とゴムの複合化技術により軽量で高強度かつ柔軟性が高い素材です。衝撃吸収性や耐久性も高く、他の素材にはない性能を活かして新たな用途の開拓を進めています。
| 成形技術 | プレス成形 |
|---|---|
| ゴム素材 | シリコンゴムなど |
ハリガイ工業は、精密ゴム成形を強みとする企業です。シリコンゴムを中心とした加硫成形に対応しています。真空プレス機や混練ロール機などの充実した設備を活用して、高精度な部品製造を行っている点が強みです。金属との接着や複雑な形状にも柔軟に対応し、試作から量産まで一貫して手がけています。また、3D測定器や引張試験機などによる品質検査体制を自社内に整えており、厳格な品質管理のもと安定した製品の供給に努めている点も特徴です。
本サイトではシリコンゴムの成形を検討中の企業向けに、「複合部品」「平面形状」「複雑形状」の部品別におすすめのメーカーをご紹介。高品質へと導く成形技術の特長もまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

自動車用エンジンに使用されるゴム製部品の量産を依頼され、複数の金型を同時に立ち上げる対応を行った事例です。主にワイヤーハーネス部の防水機能を担うコネクタシールやワイヤーシールが中心で、精密な金型成形技術と高い寸法精度が求められるため、全数検査が必要でした。厳格な品質管理体制と安定した量産体制で、品質・コスト・納期の面で顧客の要望に応えました。

薄いゴムシートを試作した事例です。顧客の希望である複数色の調色や厚みのばらつきを抑えるといった課題を解決し、要望に沿ったゴムシートの成形に成功しました。試作後には、ゴムシートの加工から品質検査、梱包作業に至るまで一貫して受注。厚みの均一性をはじめとした高い品質基準を満たすため、製造部門と品質管理部門が連携しながら高い品質の製品を提供できました。
| 会社名 | 株式会社ハリガイ工業 |
|---|---|
| 本社所在地 | 茨城県常総市大生郷町6139-1 |
| 電話番号 | 0297-44-7333 |
| 公式HP | https://www.harigai-kogyo.com/ |
シリコンゴム成形メーカーをお探しの企業に向けて、作りたい部品別におすすめのメーカーをご紹介します。
各社で対応技術や得意とする部品が異なるため、自社で作りたい部品にあったメーカーを選ぶ参考にしてください。
※参照元:サンアロー公式HP(https://www.sunarrow.co.jp/technology/rubbermolding/)
※参照元:桜シール公式HP(https://www.sakura-seal.co.jp/)
※参照元:ホッティーポリマー公式HP(https://www.hotty.co.jp/3d_service/consignment/)